アカデミックな研究は企業の貪欲に勝てるのか? 電子透かし編 4
ストーリー by Oliver
500円玉のゼロの中に500円って書いてあるんだよ 部門より
500円玉のゼロの中に500円って書いてあるんだよ 部門より
crouton 曰く,"プリンストン大学のFelten教授らによる電子透かし技術の弱点に関する論文が、RIAAの圧力で公開保留となっていた問題で、教授らはSDMI、RIAA、司法省などを相手どって法廷での戦いの道を選んだそうだ。応援したいね。"
ビジネスで使われている暗号の脆弱さを指摘する論文を書いたら、それを暴露される企業の妨害にあった。暗号なんて、広くアルゴリズムを公開して、それで誰も破れなきゃ安全とは言えない。方法を隠して安全を確保しようなんて、そもそもなんか間違ってるそ。
公開云々以前に破綻してる気が (スコア:2, すばらしい洞察)
俺だったら絶対使わないな、そんな暗号。
日本でこういう事する人いないのかな (スコア:1)
それはそうなんだけど (スコア:1)
守る側として「そういう手段を選びたい」という気持も分からなくはない。
「守る」ってのは、それそのものが目的じゃなくって、「あることをするための付帯事項として」仕方無くやんなきゃならんという側面があるから、あんまりコストをかけたくないのは確か。
電子透かしに関しても、「コピーするとバレるぞ」っていう「幻想」を一般大衆に抱かせることができれば十分だったわけで、RIAAやSDMIは内心「また余計なことしてくれちゃって」と思ってるんじゃないだろうか。
というか、これそのまんま自分にも当てはまるんだよね。
ディフェンス側にまわって何年目か忘れたけど、「いいかげん疲れた」というのが正直なところ。暇人ハカー多すぎだって。
Re:公開云々以前に破綻してる気が (スコア:1)
「暗号」じゃなくて「電子すかし」でしたね。文意はかわんないけど。
#乱暴にいっちゃえば似たようなもの、ということで<詭弁だけど(突っ込まないでぇ^^;;)